嘔吐

作家になりたい統合失調症の女が色々考えるブログ

東野圭吾「夢幻花」

東野圭吾の「夢幻花」を読了したので、ここに感想をしたためておこうと思う。

東野圭吾ーーガリレオシリーズで有名な作家だ。わたしも、ガリレオシリーズは全て読破している。
その東野圭吾が、「これほどまでに時間をかけた作品はない」とまで言っていた本作だ。わたしとしても、期待して本を開いた。

率直に感想を言うのなら、期待したほどおもしろくはなかった。
なんというか、展開が急すぎて、ついていけなかった。
読んでいく内に、疑問符が頭に浮かぶのだ。
何がどうなってこうなった? それがよくわからなかった。

普通に読めばおもしろい作品なのだが、以前にガリレオシリーズを読破しているわたしとしては、今回の本はあまりおもしろくないと感じた。
あまり人に勧められる作品ではないな。これを勧めるくらいなら、ガリレオシリーズを全部読め、と言うだろう。

以上は、あくまでわたし個人の感想である。
東野圭吾は素晴らしい作家だ。それは変わらない。
ただ、今回の作品が、わたしの肌に合わなかった。それだけの話だ。
今後も、東野圭吾の作品はたくさんあるので、どんどん読んでいきたいと思っている。

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日に日に悪化

わたしの病状は日々悪化しているような気がする。
リスパダールの処方を増やしてもらい、現在マックス値で飲んでいるが、ふらつきと眩暈が半端ではない。
一度は減薬に成功したのに、また前の状態に逆戻りだ。
立ちくらみがひどいので、ソファーから起き上がるだけでも注意が必要な状態である。

もう入院した方がいいのだろうか。
しかし無駄金にしたくない。
わたしのこの病状は、入院したからといって改善するわけではないと思うからだ。

どうして薬が減らないのだろう。
社会復帰への道がどんどん遠のいていく。
今の会社を辞めるという選択肢も浮上してきた。
でも、わたしは働きたいのだ。ちゃんと働いて、貯金をして、東京に引っ越したいのだ。
叶えたい夢だってある。 だからまだ死ねない。

そうは思っていても、どうしても死にたくなる夜がある。
このまま生きていて意味があるのかどうか考える夜がある。

薬も減らない。入院を打診されるくらいに病状が悪い。
これ以上自殺企図と自傷行為が酷くなったら間違いなく措置入院である。
いやだ、入院はしたくない。わたしはあくまで健常者でいたいのだ。
一方で、入院した方がいいのではないかと思う時がある。
それで症状が軽くなるのならば、入院した方がいいのではないか。

なにをしていいかわからない。
楽しい時もある。今週は予定が詰まっているので、充実した週にできそうだ。
それでもなお漂う死の臭い。
どれだけ楽しい時を過ごしていても、根底にある絶望からは救われない。

投げ出してしまいたい。なにもかも。
今、こんなにもふらふらしている状態で、世の中でうまくやっていける自信がない。
そのためにも、作家になるという夢を早く叶えるべきだとわたしは思う。
夢が叶えば、人生の色がまた変わってくるかもしれないから。

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最近の病状

せっかくなので、ここに最近の病状も書いておこうと思う。

最近では、自殺企図がものすごい。希死念慮が止まらなくて、現実、車道に飛び出して車と接触事故を起こしている。
なにをするにしても無気力で、しかしながら「やれ、動け」という天啓に逆らわず、本を読んだり文章を書く練習をしているのである。しかし、それはわたしの意思ではない。わたしの意思は、無である。
お医者様曰く、「させられ体験」というらしい。
ODも瀉血もやめられない。どうしても死にたい気持ちが強いのだ。
こんなにも死にたいのに、なぜ生きていかなくてはいけないのだろう?
そんな疑問もあって、わたしは自殺に失敗し、入院の話も出てきてしまったのである。

九月になっても病状が良くならなかったら、入院も視野に入れて考えたいと思っている。
下に、今に飲んでいる薬を書いておく。

リスパダール2ミリを朝昼晩で二錠ずつ
リボトリール錠2ミリ
アーテン錠2ミリ朝昼二錠、夜1錠
エビリファイ30ミリ
ヒベルナ糖衣錠25ミリ朝昼晩で二錠ずつ
アロチノロール塩酸塩錠10ミリ
リズミック錠10ミリ
メトリジン錠2ミリ朝晩二錠ずつ
ハルシオン25ミリ
サイレース2ミリ
デパス1ミリ
ワイパックス1ミリ

どう考えても薬が多すぎるのである。
こんなにたくさんの薬を飲んでもなお、わたしの希死念慮は止まらない。
いつ衝動的に自殺をするかもわかったもんじゃない。 死ぬのは怖い。しかし、命はいつかは終わる。その時期を自分で選んでもいいのではないだろうか。
なぜ自死はいけないこととされているのだろう。
わたしの最後は自殺だと前から決めてある。
親を泣かせてしまうかもしれない。親不孝者かもしれない。
けれど、これだけの薬を飲んで、ひどい副作用にも耐えて、そうまでして自分に生きている価値があるのかと聞かれれば答えは「ノー」である。

一体なんのために生きているのだろう。
わたしは作家になりたい一心で生きているのだが、もし夢が叶わなかったら?
わたしは必ず自殺するだろう。

こんな苦しい日々を、あと何回送ればいいのだろうか。
普通の人間のように働ける日々がくるのだろうか。
完全にお先真っ暗である。
気にすれば気にするほど悪循環である。

生きることに疑問を抱えて、数ヶ月。
いなくなってしまいたい。それだけが、頭を支配している。
でも、今死ぬわけにはいかない。夢を叶えるまで、あと七年は生きたいと思っている。
それでも報われなかったら、死のうと思っている。

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宮部みゆき「悲嘆の門」

宮部みゆきの「悲嘆の門」も読破したので、ここに感想をしたためておく。

まず最初に思ったことが、「無駄のない文章とはこういう文章をいうのだろうな」ということだ。
必要最低限のことしか書いていないのに、情景が目に浮かぶ
その中で、適切な比喩が混じって、味のある文章になっている。
わたしも、いずれはこういう文章が書けるようになれば、そう思った。
さすがは直木賞作家である。

内容の方は、全体を通してみればおもしろいと言えた。
最初はミステリーかと思いきや、まさかのファンタジー。ミステリー好きなわたしとしては、この展開には驚くほかなかった。
それでも読み進めていくうちに、文章にのめり込んでいった。
人に読ませる文章……宮部みゆきの文章にはそんなパワーが満ちている。

ただ、わたしは宮部みゆきの簡潔な文章にはあまり興味をそそられない。
わたしは修辞の多い文章を好んで読んでいる。
美しく飾られた文章が好きなのだ。宮部みゆきの作品はそうではない。
ただ、この先作家を目指す上で、いろんな文章に触れねばならないと思っている。

次に読む本がはサルトルの「嘔吐」もしくは、東野圭吾の「夢幻花」のどちらかである。おそらく後者だろう。
東野圭吾が「これまでで一番考えて書いたし作品」と言っているのだ。期待大である。
このブログを書き終えたら、早速読もうかと思っている。

読書をたくさんして、いつの日か作家になるのだ。わたしにはそんな大きな夢がある。
今は会社もお休みしていて暇な毎日を過ごしているが、その時間をフルに生かして、作家になれるように頑張っていきたいと思っている。

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綾辻行人「囁きシリーズ」

先日綾辻行人の「囁きシリーズ」を読破したので、ここに簡単な感想をしたためておこうと思う。

館シリーズ」に続く綾辻行人の新シリーズ。
わたしは綾辻行人の大ファンなので、喜んで本屋で買ってきた。

まず一冊目が、「緋色の囁き」
これはおもしろかった。誰が犯人なのか? まったく予想もつかなかった。
それに、綾辻行人恒例「美少女」がでてきている。わたしは美少女が大好きなので、楽しんで読むことができた。
途中に描かれたいやらしくも美しい百合の描写には大興奮した。
胸を張ってオススメできる一冊である。

二冊目の「暗闇の囁き」
こちらは、正直に言うとあまりおもしろくなかった。
いや、おもしろいことに変わりはないが、それでも前作と比較するとなんだか失速してしまったように思うのだ。
シリーズものはなんでもそうだが、一番最初に書かれたものが一番おもしろい。
期待したほどおもしろくはなかったが、普通に楽しんで読むことはできた。

最後に「黄昏の囁き」という本があるのだが、こちらはどの書店にもなく、現在創作中である。
また読み終えたら、買ってきてここに感想をしたためたい。

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とうとう入院を打診される

タイトルの通りである。とうとう入院を勧められたのである。

というのも、わたしが7月末に自殺を試みたのがいけなかったようだ。
衝動的だった。死にたい、ただそれだけしかなかった。
気がつけば車道へ飛び出しており、やってきた車と接触事故を起こした。
だがしかし、相手方が徐行運転をしていたのでただの打ち身で済んだ。

死ねなかった。死に切れなかった。
いつまで生きればいいのだろう。いつまで苦しめばいいのだろう。
薬の量はすでにマックスで、これ以上は処方できないところまできている。
それなのにわたしはデパスワイパックスを齧りまくり、毎日毎日不安をどうにかしようとしている。
こんな人生に意味があるのだろうか。
こんな人生に意味などないのではないか。
死ねなかったことが悔やまれる。
死んでいればよかったんだ。あの時、ちゃんと死ねていれば――

入院は、お金がないので極力しない方向で父親と話を進めた。
自分の意思で、寛解を目指さなければならない。
でも、きっといつかわたしは死ぬのだろうなあと漠然と思う。
生まれてきて23年。もう十分生きたのではないだろうか。

きっとわたしは、親の目を盗んで瀉血をするだろう。
自殺の真似事をするのだろう。
早く楽になりたい。
生きることは苦痛でしかない。

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人間関係は疲れる

気づいたら、最後の更新からこんなにも日が経ってしまった。
毎日書きたいとは思っていたが、なにせ暇なので、書くことがないのである。
そんなわたしでも思ったことがあるので、ここに書くことにする。

人間関係はめんどくさい。
リアルでもそうだ。わたしには人間関係リセット癖があるので、今まで仲良くしてきた人たちをあっさり切ることがある。
ネットでもそうだ。それまでは普通に話せていたはずの人間からツイッターにて突然リムられた時の驚きと言ったらない。

わたし、SNS向いてないんじゃない?
最近では、特にそう思う。
他人との距離感がわからない。自分の欲望に忠実。
こんな勝手なことをやっていたら、周りから人が消えていく。そういうものなのである。

誰かと仲良くしたい気持ちはある。しかし、今はそれすらも面倒だ。
人生は面倒なことばかりだ。気がつけば、寝転んで天井を見上げている。

同人誌、出すの面倒だなあ。
二次創作は好きだけど、それを本にして売りたいかといわれたらまた別の話だ。
ただひたすらにしんどい。今はその感情以外になにもない。