嘔吐

作家になりたい統合失調症の女が色々考えるブログ

「鬼物語」西尾維新

読み終えた。

まさかこんなラストになるとは思ってもみなかったので、なんだか感傷に浸ってしまった。
こんなラストがあるのかと。
悲しい、悲しい物語。
語り部アララギくんで、楽しく読むことができた。
ただ、少し引きずる物語だと思った。

次は「恋物語」だ。
どんどん読んでいこうと思う。

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解離か、それともODのしすぎか

最近記憶がスコンと抜けていることが多い。

たとえば今日。わたしは、昨日自分がなにをしていたかまったく覚えていなかった。
以前、母と喧嘩したことも忘れていた。
まったく記憶がなく、しかしわたしは活動している。
わたしの知らない間にも、わたしは動いている。
最近この症状が顕著なので、お医者様に相談したところ、「解離」の疑いがあるとのことだった。
「解離」といえばアレである。所謂多重人格である。
またそんな病気を患ってしまったのかとわたしは泣きたい気持ちになった。
統失だけで十分苦しいのに、解離まで入ったらわたしの人生どうなっちまうんだ、と思った。

対して、薬剤師のお兄さんは、「今までODのし過ぎで脳味噌がダメージ食らっていて、そのツケが今回ってきているだけ」といった内容のことを言った。
「普段から飲んでる薬が多い上に、ODまでしてたら、そりゃあ脳味噌も壊れるよ」とのことだった。
どっちが正しいのか、わたしにはわからない。
ただ、たしかにODのしすぎであることは認めるところだ。
じゃあODするなよという話ではあるが、どうしても外に出るときはODしないと出られない。
他人が怖い。全人類皆殺人鬼に見える。
なぜ世間一般の人は普通の顔をして外を歩けるのだろう?
今目の前を歩いている人間が、突然ナイフを振り回すかもしれないのに。

どっちにしろ、わたしの脳味噌が壊れかけていることは確かだ。
こんなにも治らない病気だとは思ってもみなかった。
いつになったら寛解するのだろう。
いつまでわたしは効いているのかわからない大量の薬を飲み続けなければならないのだろう。
この日々に疲れてきている。
寛解の兆しはない。
病状は悪化するばかり。
もういっそこのまま壊れ切ってしまえたらどれだけ楽だろう。
でも、壊れてしまったらわたしの夢は叶わない。

まあ、こんなことをうじうじ言っていたところで何かが変わるわけでもない。
なってしまったものは仕方ないと受け入れていくしかないのだ。
別に今すぐ死ぬ病気というわけではないのだし。
苦しいけど、寂しいけど、悲しいけど、それでも受け入れていくしかない。
頑張って生きていこうと思う。
読書に音楽、好きなことをやる時間がたくさんあるのだから、毎日をできるだけ楽しみながら、生きていこう。

余談だが、先程までツタヤで借りてきた「鍵のかかった部屋」を見ていた。
原作を読破し、ついでにドラマも見ようと思ったからである。
見ていてとても楽しかった。久々におもしろいと思えるドラマだった。
本当は一日一話見る予定だったのが、今日だけで二話見てしまった。
また明日、ツタヤに行って追加で続きを借りてこようと思う。

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「囮物語」西尾維新

読み終えた。

今回は千石撫子ちゃんが語り部の物語だった。
率直に感想を言えば、化物語のような面白さはなかった。
きっとわたしはアララギくんの語る物語が好きなのだろう。
軽快で。ポップで。リズムが良くて。
そんな物語。
わたしがなりたい、書きたいと思う物語はそれで、何より参考になるのがアララギくんの語る物語なのだ。

さて、1日1冊ずつ消化していかないと本が読み終わらないので、明日も読書に励むつもりだし、なんならこの後読書を続けてもいい。
好きな時間に本が読めるのはニートの特権だ。
存分に楽しもうと思う。

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「花物語」西尾維新

読み終えた。

今回は神原駿河ちゃん視点の本だった。
アララギくんが語り部であるときよりはポップな文体ではなかったけれど、なかなかに楽しく読める本だった。
この本も父親が誕生日プレゼントに買ってくれたものである。
読むのに時間がかかってしまったが、まあ読み終えられたのでよしとする。

次は「囮物語」を読もうと思っている。
父親が物語シリーズを大量に借りてきてくれたので、どんどん読んでいかないと消化できない。
もっと本を読んで、いろんなことを学ばねばならない。
頑張ろうと言うほどのものでもないが、ぼちぼち消化していければと思っている。

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「傾物語」西尾維新

読み終えた。

誕生日おめでとうとのことで、父親に西尾維新の本を何冊か買ってもらった。
そのうちの一冊がこれである。
相変わらず伏線の張り方が尋常ではない。
過去作品まで伏線にしてくるのは、もうなんといったらいいのかわからないくらいすごい。
わたしは西尾維新にはなれないけれど、このポップな文体を全力でパクろうと心に誓った。誓えた一冊だった。

まだまだ物語シリーズは続いているので、これからもどんどん読んでいきたいと思っている。
物語シリーズ本当におもしろい。
作家修業のためにもどんどん本を読んでいこう。
それが今わたしが生きる意味なのだから。

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ハッピーバースデーわたし

お誕生日おめでとう、わたし。

ただそれだけが言いたかった。

消えたい、いなくなくなりたいと思いながら生きてきた一年だった。
つい先程母に「嫌いだ」と言われ、自分がいかに家族にとって重荷であるか再認識した。
母のことはもう母だと思ってないので「嫌いだ」と言われたところでなんとも思わないのだが、母はわがままな人なので、「わたしはあなたが嫌いだけどあなたはわたしのことを嫌いにならないで」というスタンスでいるので、扱いに困る。
でも、まあ、あと一年の辛抱だ。

わたしはこれからも夢を叶えるために邁進するだけでいい。
それだけでいい。
そういう一年にしたい。

だから、まだ生きている自分への感謝の気持ちをこめて、

改めて、誕生日おめでとう、わたし。

諦めなければきっと道は拓ける。

誰に嫌われても、誰につらい仕打ちを受けようと、それでもわたしは生きていく(多分)。

誕生日に両親が喧嘩をするというケチがついてしまったのだけが残念だが、まあいい。
嫌われていることも、お荷物であることもわかりきっていることだったから。

明日から一年、頑張って生きていこう。

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「雀蜂」貴志祐介

読み終えた。

貴志祐介の作品とのことで、期待して読んだのだが、思ったよりおもしろいとは思わなかった。
やはり貴志祐介の傑作は「鍵のかかった部屋」だなあと思わされる一冊だった。
文章中にはまだわたしの知らない言葉が多くあり、非常に勉強になった。
父親曰く「おもしろくない」ダークゾーンという本がまだ残っているので、追々読んでみようと思う。

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