嘔吐

作家になりたい統合失調症の女が色々考えるブログ

読書

「新世界より(下)」貴志祐介

読み終えた。 結末はとうの昔に知っていたが、読み進めていくうちに心に湧く高揚感はなんともいえないものがある。 これだけ人を惹きつけることができる文章が書けるだなんて。 素晴らしい、すごい、尊敬する。 これで数回この本を読んだわけだが、何度読ん…

「新世界より(中)」貴志祐介

ようやく中巻を読み終えた。 「新世界より」は大学時代から何回も読んでいる本であり、結末は知り尽くしている。 しかし、何度読んでも胸を打つものがある。 ネタバレになってしまうが、瞬が業魔になってしまい、主人公の女の子に「ずっと好きだった」と言う…

「ミステリークロック」貴志祐介

読破した。 今回の「ミステリークロック」は、わたしの敬愛している貴志祐介がやっとこさ出してくれた新刊である。 それはもう本当に嬉しくて嬉しくて、思わず涙してしまったほどであった。 内容は、榎本シリーズで、四篇の短編集から成る物語である。 どの…

「新世界より(上)」貴志祐介

最近英語の勉強をしていて読書が疎かになってしまったが、今日なんとか一冊読み終わった。 いつも通り、簡単に感想を書いておく。 この作品は、わたしの大好きな作品で、読むのは多分四度目くらいになる。 大学時代からこの本が大好きで、故に貴志祐介のファ…

「硝子のハンマー」貴志祐介

今まで読んできた本を読み直そう企画第三弾。 簡単に感想を書いておく。 今回の「硝子のハンマー」は「鍵のかかった部屋」や「狐火の家」とは違い、長編である。 読み応えは抜群。すらすらと頭の中に文章が入ってきた。 また、トリックも「そんなんありかよ…

「狐火の家」貴志祐介

読み終えた。感想を書いておこうと思う。 こちらの本も、大学時代に読んだ本をもう一度読み直そう大作戦で読み直した本だ。 内容は四編からなる短編集。どの話も、最後にきちっとオチがつけられてるところが素晴らしい。 何より文章の読みやすさが半端ではな…

「鍵のかかった部屋」貴志祐介

昔読んだ本をもう一度読み直そう作戦第一弾は、貴志祐介の「鍵のかかった部屋」である。 大学時代に一度読んでいたが、改めて読み直してみた。 ここにささやかな感想をしたためておこうと思う。 「鍵のかかった部屋」は4編からなる短編集である。 おもしろ…

「ヒトクイマジカル」西尾維新

読み終えた。 今回の話もまた急展開で、正直理解が追いつかなくなった。 言っちゃ悪いが、やはり一番最初の「クビキリサイクル」が一番おもしろかったなあと思う。 ただひたすら長い戯言。 途中で飽きて、流し読みしてしまった。 さて、明日は祖父母の家に本…

「化物語(下)」西尾維新

読破した。 上巻と同じく、こちらもサラサラと読める物語だった。 5つの怪異の話。純粋に面白いと言えた。 しかし脳みそがどうしてもミステリー脳なので、人が死なない物語は味気なく感じる。 このわたしの感性はいかがなものかと自分でも思うが、まあ仕方…

「化物語(上)」西尾維新

「ヒトクイマジカル」を読むのはやめにして、「化物語(上)」を読んだ。 この時をずっと待っていた。図書室に何度訪れても戻ってこない化物語。 「誰が借りてるんだよ! 早く返せドアホ!」という気分でずっと待っていたのだが、とうとう手元にやってきた。…

「サイコロジカル(下)」西尾維新

読み終えた。 今回もまた突飛な結末だった。 戯言シリーズはミステリーものではないので、論理立ててトリックを練る必要もないのだろうが、にしても突飛な結末だった。 まあおもしろかったので、よしとしよう。 感想にもならない文章だが、このブログはあく…

「サイコロジカル(上)」西尾維新

読破した。 今回の作品は上下巻ある。本当はどちらも読み終えてから感想を書きたかったのだが、いかんせん分厚いもので、(上)は薄いのだが(下)を読んでいるうちに「3日に1冊読んでいる」という図式が壊れることになりかねないので、先に上巻の感想を書…

「Another」綾辻行人

読破した。感想をしたためておきたい。 久しぶりに読む綾辻行人にわたしは興奮していた。 なにせ綾辻行人の大ファンなのだ。 今作はアニメにもなった本で、しかしわたしはそのアニメを見ていなかったので、今回の物語は真っ新な気持ちで読むことができた。 …

「クビツリハイスクール」西尾維新

読破した。感想を書いておく。 今回の作品は、短いのですぐに読むことができた。 登場人物が零崎シリーズと同じで、この戯言シリーズと零崎シリーズは繋がっているのか疑問に思った。 繋がってるとしたら、そこで大きな役割を果たした女の子が見るも無残に死…

「零崎曲識の人間人間」西尾維新

読み終えた。また簡単な感想をしたためておこうと思う。 零崎シリーズを読むのは3冊目になる。 さすがに3冊ともおもしろいというようなことはなく、零崎シリーズにもそろそろ飽きてきた頃である。 ただ、言葉遊びや言葉の使い方を学ぶ上では大きな勉強にな…

「零崎軋識の人間ノック」西尾維新

読破した。感想をしたためておこうと思う。 やはりシリーズものは一番最初に出たものが大概一番おもしろい。 綾辻の「館シリーズ」は、迷路館まではおもしろかったのたが、それ以降の本はそうでもなかったし、まあそういうものなのだろう。 零崎シリーズはこ…

「きみとぼくの壊れた世界」西尾維新

読破した。簡単に感想を書いておこうと思う。 「クビキリサイクル」と「クビシメロマンチスト」のおかげで西尾維新にどっぷり浸かって憧れて、この書き方パクりてえ〜!と思っているわたしだったが、今回の作品はあまりおもしろいとは思えなかった。 もちろ…

「あやし」宮部みゆき

宮部みゆきの「あやし」を読破した。 簡単に感想をしたためようと思う。 この本は、宮部みゆきの短編集だ。 江戸モノの物語が九編描かれている。 宮部みゆきの文章は簡潔にして確かだ。無駄が一切ない。 ただ、わたしとしては、もう少し比喩の入った文が読み…

「嘔吐」サルトル

サルトルの「嘔吐」を読破した。 いつも通り適度な感想をしたためておきたいと思う。 正直なところ、意味がわからなかった。 どうにも翻訳調の文章が苦手で、理解するのに数秒かかるのだ。 昨晩から読み始めて、ようやく読み終えたわたしは、サルトルが結局…

「シャーロックホームズの冒険」アーサー・コナン・ドイル

読破した。適当に感想をしたためておこうと思う。 現代ミステリーに馴染んでしまっているわたしにとっては、あまり面白い本だったとは思えなかった。 ただ、「大逆転裁判」をプレイしていたので、「まだらの紐」などには「あ〜〜〜! これ大逆転裁判で見たこ…

「クビシメロマンチスト」西尾維新

読破した。適当に感想をしたためておきたいと思う。 文体はラノベ調でスラスラと読めた。 しかし、随所に光る比喩や言葉の使い方がこれまた絶妙で、感服した。 ストーリーはミステリーである。メフィスト賞はミステリーに強いと噂で聞いたことがあるが、本当…

「クビキリサイクル」西尾維新

西尾維新の「クビキリサイクル」を読み終わった。 この作品は、西尾維新のデビュー作である。 しかも、わたしが応募したいと考えているメフィスト賞を受賞してのデビューである。 一体どのくらいの水準のものを書ければ、メフィスト賞をいただけるのだろう?…

「水魑の如き沈むもの」三津田信三

読破した。 いつも通りここに簡単な感想をしたためておきたい。 「3日に1冊本を読む」 そう決めていたわたしにとって、文庫本700ページを3日で読み終えられるか心配したが、人間案外やればできるものである。 内容は、ミステリーである。わたしの大好…

「あんじゅう」宮部みゆき

宮部みゆきの「あんじゅう」を読破した。 いつも通り、簡単な感想をしたためておく。 「あんじゅう」は、前回読んだ「おそろし」の続き物、というよりかはシリーズものである。 主人公おちかが、江戸から集められた不思議な怪談話を聞く、という内容である。…

「黄昏の囁き」綾辻行人

「黄昏の囁き」を読破した。 いつも通り、ここに感想をしたためておきたいと思う。 これまで「緋色の囁き」「暗闇の囁き」を読んできた。 囁きシリーズは、1冊ごとに話が繋がっているわけではなく、毎回別の話となっている。 今回の「黄昏の囁き」は、正直…

「おそろし」宮部みゆき

宮部みゆきの「おそろし」を読破した。 いつも通り、簡単な感想を認めようと思う。 時代モノを読むのは初めてのことだった。 父親から、「修行の役に立つだろうから読め」と言われて読んだ本だ。 読んでみて、思った。 なんと美しい文章だろう! 無駄がなく…

東野圭吾「夢幻花」

東野圭吾の「夢幻花」を読了したので、ここに感想をしたためておこうと思う。 東野圭吾ーーガリレオシリーズで有名な作家だ。わたしも、ガリレオシリーズは全て読破している。 その東野圭吾が、「これほどまでに時間をかけた作品はない」とまで言っていた本…

宮部みゆき「悲嘆の門」

宮部みゆきの「悲嘆の門」も読破したので、ここに感想をしたためておく。 まず最初に思ったことが、「無駄のない文章とはこういう文章をいうのだろうな」ということだ。 必要最低限のことしか書いていないのに、情景が目に浮かぶ。 その中で、適切な比喩が混…

綾辻行人「囁きシリーズ」

先日綾辻行人の「囁きシリーズ」を読破したので、ここに簡単な感想をしたためておこうと思う。 「館シリーズ」に続く綾辻行人の新シリーズ。 わたしは綾辻行人の大ファンなので、喜んで本屋で買ってきた。 まず一冊目が、「緋色の囁き」 これはおもしろかっ…

「希望荘」宮部みゆき

宮部みゆきの「希望荘」を読了した。 ネタバレにならないように、感想をしたためておくことにする。 「希望荘」は、四編からなる短編集である。 「聖域」「希望荘」「砂男」「二重身」の四編からなる。 簡単にあらすじを書くと、杉村三郎という名の私立探偵…