嘔吐

作家になりたい統合失調症の女が色々考えるブログ

自殺は悪なのか?

ふと疑問に思ったので書いてみることにする。
お題は、タイトル通り、「自殺は悪なのか?」である。

一般的に、自殺は悪いことだと認識されている。
親からもらった命を自ら捨てるなんて、親不孝にも程があると言われるまでに。
しかし、子は親を選べない。
その上、成長していく過程で命を投げ出したくなる気持ちになることだってあると思う。
たとえば、わたしが酷いいじめにあっていたとする。すると、わたしはきっと「こんな思いをするくらいなら死んだ方がマシ」だと思うに違いないのである。
そのつらいいじめを我慢してでも生きなければならない理由はなんだろうか。 生きていてほしいというのは、親のエゴでしかないのではないかと思うのである。

わたしは統合失調症である。
かかりたくてかかった病気ではもちろんない。
毎日希死念慮でいっぱいで、夢がなければとっくに死んでいたこの命。
他人がみんな殺人鬼に見えて、駅を歩くにも一苦労。
何度死にたいと思ったか、数えるのもばかばかしいくらいに「死にたい」と思ってきた。
もう死んでしまえば楽になれるんじゃないかと、今でも思うくらいだ。
親や会社の人に迷惑をかけ、なんの役にも立たないわたしなんか死んだ方が周りのためなんじゃないかと思うくらいだ。 それくらい、わたしは死にたいと思ってきた。

以前、父親に「死にたい」と漏らしたことがある。
すると、父親は「お前が死んだら後を追う」と言ったのである。
わたしはわたしが死んでも父親に生きていてほしいと思うし、後追い自殺なんかしてほしくない。
しかし、父親にそう思わせるほど、自殺というのは重い行為なんだと思った。

それでもわたしは、自殺が悪であるとは思わない。
子は生まれてくる親を選べない。生まれてくる時期を選べない。
それなら、死ぬタイミングくらい自分で選ばせてくれてもいいのではないだろうか。
「つらい」「苦しい」そう思うくらいなら、死んでしまった方が楽なのではないのだろうか。

こんな記事を書いてはいるが、今のわたしに死のうという意思はない。
少なくとも、後六年半は生きていると思う。
万が一死ぬとしたら、このブログにしっかり遺書をしたためて逝こうと思っている。

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 統合失調症へ
にほんブログ村