嘔吐

作家になりたい統合失調症の女が色々考えるブログ

「鍵のかかった部屋」貴志祐介

昔読んだ本をもう一度読み直そう作戦第一弾は、貴志祐介の「鍵のかかった部屋」である。
大学時代に一度読んでいたが、改めて読み直してみた。
ここにささやかな感想をしたためておこうと思う。

鍵のかかった部屋」は4編からなる短編集である。
おもしろい短編を書くというのは非常に難しい作業で、わたしもこれまで上手い短編を書けたことは一度もない。
しかし、貴志祐介の短編は短いながらしっかりまとめられていて、短編とはこう書くのか!と教えてくれた。
内容も非常に面白く、あっという間に読み終えてしまった。
わたしの尊敬する作家は綾辻行人貴志祐介なのだ。貴志祐介の才能溢れる文には本当に憧れる。
新刊がでないことが寂しくあるが。

さて、次読む本も貴志祐介だ。
ミステリーは読んでて楽しい。飽きがこない。
やはりわたしが読みたいのはミステリーなのだと再認識されられた。
医者からはおそらく11月復帰も難しいという見立てをいただいた。
ならば、来月も読書に時間を費やそうと思う。
とりあえず、貴志祐介を読んで、他のミステリーも読んで、いいところや憧れるところをどんどん吸収していきたいと思っている。

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