嘔吐

作家になりたい統合失調症の女が色々考えるブログ

決意表明

わたしは作家になります。

仕事を辞める決心はついた。
半年しかお世話になっていない会社だが、同期には恵まれていたので、同期と別れることだけが惜しいところだ。
でも、ほかにやりたいことができたのだ。
諦めたくない夢ができたのだ。

わたしは一般人が当たり前のように歩いている人生のレールから、自らの意思で降りる。
大学を卒業して、会社で働くという生き方を捨てる。
もちろん不安はある。
作家に本当になれるのか?
この選択は正しいのだろうか?
けれど、一度決めたことだから、貫きたい。
フリーターとして働きながら、文章を書いていきたい。
書いては父親に見せて、酷評してもらい、悪いところを地道に直す作業の繰り返し。
厳しく言ってもらえるほどわたしは成長できる。
つらくて泣く日があるかもしれない。
夢が本当に実現できるのか不安で膝を抱える日があるかもしれない。
それでも、やると決めた。
決めたからには、やるしかないのだ。

そもそも、人生は一度しかない。
わたしは無神論者なので、神や輪廻を信じていない。
わたしの人生は一度しかない。
統合失調症という病気になって、人生に絶望したあの日のことは今でも記憶に焼き付いている。
だが、統合失調症にならなければ、作家になりたいという夢は生まれなかった。
そのままなんとなく働いて、普通の人生の中に身を置くだけの生活を送る人間になってただろう。
人生は一度きり。大きな博打をしてみてもいいと思うのだ。
人生を賭けた大博打。
わたしの人生はギャンブルだ。
不安もあるが、不思議と今は「わたしなら作家にいずれなれる気がする」と思えるのだ。

まだまだ作家になるには未熟な人間である。
これからは、文章を読み、そして書く時間が増える。
たくさんの本を読もう。
たくさんの文を書こう。
少しずつ、焦らなくていい、ゆっくりとでいい。
わたしは夢に近づいていける。
だから、楽しみながら頑張りたい。
今のわたしにできることは、それしかないのだから。

今日、一本長編小説を書き終えた。
明日、父親に見せるつもりだ。
ボロクソに言われることは覚悟の上である。
尻を叩いてくれる人か身近にいるだけありがたい。
しばらくは父親と二人三脚で。そしていずれは、独立する。
わたしは父親の指導がなくても文を書ける人間になってみせる。
必ず、作家になってみせる。

作家になりたいという思いは、わたしの暗闇の中の人生を照らす一筋の光だ。
その光に手が届くまで、諦めない。

以上、決意表明でした。
頑張るぞ。

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