嘔吐

作家になりたい統合失調症の女が色々考えるブログ

父親の力

父親の力は甚大である。

わたしの父親は、高校で教師をしている。
担当教科は国語。旧帝大卒で、そのまま勉強することなく教員採用試験を受け、しれっと合格した。
高校から大学へ進学する際にも、旧帝大一つしか受けなかったというのだから驚きだ。
そんなわたしの父親は、昔から本が大好きだった。
父親の読書量はわたしの読書量を遥かに凌駕し、今までの読書経験からわたしに的確なアドバイスをくれる。

わたしは今、書いたものを一度父親に見せ、悪いところを一緒に直すという作業をやっているのだが、父親が手を加えるとわたしの作品が生きるようになる。
ポップな文章はポップな感じに、シリアスな文章はシリアスになる。
わたしが知らない言葉もたくさん知っている。
あと一年で父親に追いつかねばならないと思うと焦りが募る。
焦ることはよくないが、あまりにも父親との差が大きすぎるのだ。
これでは父親がゴーストライターみたいな感じになってしまう。
自力で父親レベルまで達さねばならないのである。

そう思うと、もっと勉強が必要だな、と思う。
特に必要なのは、人間と関わることだとわたしは考えている。
全世界の人間が殺人鬼に見えて怖い。
怖いのだが、人と関わることなしに文章を書けるかと言われたらきっと書けないのである。
いろんな人の話を聞くことで、それをネタにして小説を書く。
わたしに必要なのは、それではないかと思うのである。

しかし、これは寛解しない限り難しい。
まだまだ幻聴は聞こえるし、人間は怖い。
けれど、いつか乗り越えなければならない。
恐怖に打ち勝って、人と接する仕事をしなければならない。
作家になると決めて、舌ピアスまで開けたので、わたしは今後一生普通の会社に就くことはないのだが、アルバイトなどで人と関わりを持つことが大切なのではないかと思う。
世の中にはこんな人もいるのか! という新しい発見ができるはずだ。

まだまだ修業中の身である。
父親に校閲をされなければ、わたしの文章はまとまりがなくとっ散らかった状態である。
あと一年だ。あと一年で、父親に追いついてみせる。
そのためにも、たくさん書いて、本も読みながら、今後も修業を続けていこうと思っている。

自分の考えをだらだらと垂れ流すだけのブログだが、いつも星を押してくれている方々には本当に感謝している。
誰かが読んでくれてるというのは嬉しいことだ。
読者もそこそこにいて、嬉しい限りだ。
時々更新に間が空くが、できる限りいろんなことを書いていくつもりだ。
わたしの書くブログの記事はつまらないかもしれないが、それでも書き続けることに意味があると思っている。
あとで読み返したときに、ああこんなこともあったなあ、と感慨深い気分に浸りたいのである。
というわけで(?)、このブログの読者諸氏や星を押してくださる方々には本当に感謝している。
ついでに下の「統合失調症」のボタンも押してくれると、励みになります。

もっと「読みたい!」と人に思わせられるようなブログが書きたいのだが、いかんせん心情を吐露するだけのブログなので、これがなかなか難しい。
けれど、毎日アクセス数がそこそこにあるので、それも励みになっている。
これからもぼちぼち書いていくので、よろしければ今後もお付き合いくださると嬉しいです。
それでは、今日はここら辺で筆を置くことにする。
また明日、更新できたらいいな。

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