嘔吐

作家になりたい統合失調症の女が色々考えるブログ

家出したい

タイトルの通りである。
わたしは今、家出したいのである。

発端は、母の一言だった。
「掃除機をかけろ」
「病気を言い訳にするな」
わたしは「ああ、ごめん、できるときにするわ」と答えた。答えておいた。
そして、毎日の習慣であるお散歩を終えて家に帰ると、誰もいないリビング、テレビが付けっ放しだった。
人に「掃除機をかけろ」と言ったくせして、自分は平気でテレビを付けっ放しにするのだ。
それだけではない。
わたしが冷房を使っていると「電気代高くなるから使うんなら金を払え」と言ってくる母である。
カチンときて、わたしは母に「テレビ付けっ放しだったんだけど」と言った。
母の返事は「あっそう」だった。

普通に腹が立ったので、「テレビも消さないくせしてわたしに掃除機かけろとか言うな」と言った。
すると母は「もういい、わかったから部屋から出て行け」と言ったのだ。
そのあまりの態度に、「本当わたしのことなんかどうでもいいんだね」と言った。
すると母は「そんなことはない」と言ったが、日頃のわたしに対する言動から、わたしの病気を理解しているとも思えず、「いいよ、もうどうでもいいって思われてることにした方が楽だから」と言った。
すると、「それでもいいから部屋から出て行け」と言われた。

それでもいいのか。
わたしもいい歳こいた人間だが、仮にもあなたは親だろう。
親なのに、それでもいいのか。
そう言われたことで、「ああ本当にこの人はわたしのことなどどうでもいいのだな」と思った。

親に病気の理解を得られないのは正直言って苦しい。
しかし、わたしの母親は「まーちゃんは働かなくても傷病手当が入ってくる、何もしなくてもお金がはいってくる、ずるい」というスタンスの人なのだ。
病気の苦しみを何も理解せず、そういうことが平気で言える人なのだ。

わたしはあらゆる意味で母に理解を求めることを諦めた。
どうにもこの人はわたしのことを理解しようとする気がないのだな、と思った。
それが悲しくてつらくて小一時間泣いてたわたしに父は寄り添ってくれた。
「あの人はそういう人だ、諦めろ」と言われた。

というわけで、今のわたしのメンタルはぼろぼろである。
正直今すぐにでも家出したい気持ちでいっぱいなのである。
わたしのことがどうでもいいなら、家出してそのまま死んでも構わないんだな、と思ってしまうわけだ。
我ながら短絡的な思考だが、そう思ってしまうわたしの気持ちも汲んでほしい。

一度本当に家出しようかと思う。
母から離れようと思う。
一人でいることで病状が安定したら、わたしの病気が寛解しないことに母の存在があるということになる。
家出といっても、父には居所を知らせておくつもりだ。父はわたしが突然消えたら仕事放り投げて血眼になってわたしを探すだろうから。

そんなわけで、母とはどうにも分かり合えない。理解されない。
理解をしてほしいと望むこと自体が間違いだったのだと痛感した。
もう母に望むことはなにもない。
なにも、ないのである。

愚痴は吐き出すことによって幾分スッキリするものなので、こうして吐き出してみたものの、このブログを読んでいる人からすれば「この人何うじうじ言ってるんだろう」としか思われないだろう。
けれど、それでもいい。
日頃は極力ポジティブシンキングで「生きるぞ!」という趣旨の元書かれているこのブログだが、わたしにもこういうストレスがあって気分がだだ下がりして、「あ〜死にてえな〜」と思うことがあるのだ。
たまには、こういう記事があってもいいんじゃなかろうか。

まあ、よほど衝動的にならない限り、死にはしないだろうとは思う。
叶えたい夢もあるし、父の存在もある。
これからは「父だけでもわたしの病気を理解してくれてる、幸せだ」と思いながら生きていこうと思う。
ときには諦念も必要なのである。

まあ、そんな感じで。
今日もしっかり生きてます。

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 統合失調症へ
にほんブログ村