嘔吐

作家になりたい統合失調症の女が色々考えるブログ

またしても家出

タイトルの通りである。
わたしは深夜の4時半にデニーズにいるのである。

ことのいきさつはこうだ。
わたしは母に話をしにいった。
どんな会話をしたかは今では曖昧で思い出せない。
ただ、途中から母の様子がおかしくなり、泣き出し、かと思えば二階のベランダから飛び降りようとしたり、階段から転げ落ちようとしたりした。
なぜそうなったのか、わたしにもわからない。
母はわたしの持っている抗不安剤を二錠飲んでいたようなので、そのせいで頭がおかしくなっていたのかもしれない。

これはダメだ、と思った。
母と顔を合わせるのは危険だと。
なので、徹底的に母を避けることにした。
母が家にいる間は家にいないようにすることにした。
幸い、ここのデニーズはいつでも空いているので、追い出される心配もないし、本を2冊持ってきたので暇つぶしもできる。
母が仕事に出るのは午後12時。
これから、その時間までデニーズにこもるつもりだ。

何が悲しくて2日連続でデニーズに来なければならないのか。
頼むのはコーヒーだけなので財布に打撃はないのだが、それでもできるものなら家で布団に包まって寝たい。
しかし、これもほかの家族のため。
特に、弟は母が自殺未遂行為に及ぼうと扉から出て行こうとしたときに、援護射撃をしてくれた。
「いい加減にしろよ! 親だろ!」
と言ってくれたのだ。
わたしの「わたしが死ぬからいい!」という言葉を聞きつけてくれたのだろう。
父さんも、寝ていたのにわざわざ起きてくれて、わたしが落ち着くまでそばにいてくれた。
母以外はいい家族なのである。
だからこそ、これ以上諍いを起こして騒ぐのは嫌になった。

というわけで、今日から毎日デニーズで読書をする。多分。
母のいる時間は、家にいないことにする。
金がかかるが仕方ない。
なんでわたしがこんな目に、と思わなくもないが、弟曰く「母は頭がおかしい」とのことなので、まあ仕方ないかと思うわたしであった。

さあ、本を読もう。
ねむくなったら寝よう。
あと8時間。粘ろう。
読む本はアガサクリスティー。
きっとわたしを楽しませてくれるに違いない。

そんなわけで。
わたしは読書に励むことにする。

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