嘔吐

統合失調症の女が色々考えるブログ

普通に生きているだけで「変人」扱いされる社会

思えば、わたしは昔から「変わり者」だという烙印を押され続けてきた。
誰に対しても物怖じしない、言いたいことはハッキリ言う。自分がそうだと思ったことは決して揺るがせない。
他人がなんと言おうと、わたしはわたしだ、わたしのやり方に文句をつけるなという態度で生きていた。

感性も、なかなかに特別なものを持ってるのではないかと思う。
ここでいう特別とは、マジョリティーに当てはまらないという意味である。
わたしの感性はいつだって人とずれていた。
他の誰もが知っていることを知らず、他の誰もが知らないことを知っていた。
わたしが当たり前のようにできることを、他人はできなかったし、他人が当たり前にできることがわたしにはできないことが多々あった。

現在の世の中は、穏便社会である。
みんなで手を取り合って頑張って生きましょうね。議論して喧嘩になることは避けましょうね。そんな社会だ。
わたしは今の社会のあり方に、疑問を覚える。
みんなで仲良しこよしして、それは酷く非生産的で、それでもぶつかり合うことを嫌う人間たちは、どんなに自分の意見が他者と違っても、なにも物言わず机に座っている。

こんな社会でいいのか? と時々思う。
まだ会社にいた時、わたしは今自分にできそうにない仕事は上司からの頼みであってもはっきり断ってきた。しかし、直属の先輩に、「あんまり無理だ無理だって言っちゃダメだよ」と窘められた。
正直、意味がわからなかった。できないものはできないのだ。できないことを安請け合いして、あとでやっぱりできませんと言うくらいなら、最初から引き受けたくない。そう思うのは当たり前のことなのではないだろうか。

上司にも果敢に物申すわたしを、周囲は変人扱いしてきた。
本当に変わった子だね、と何度も言われた。
良くも悪くも、素直な子だと言われてきた。いつ、何時でも、わたしの感性に理解を示す人間は少なかった。
わたしはなにも変わったところなどない。横並びにおてて繋いでいる現状の方が異常だと思う。
なぜ誰もそう言わないのだろう。いけないことは改善していかなければならないのに、「昔はみんなこうやって苦しんできたから」で終わらされる。
昔から苦しんできたからというならば、それは改善すべきではないのか。だからお前も苦しめというのは違うのではないか。そう思うのだ。

今、わたしは統合失調症で会社を休職している。
わたしが変わり者扱いされるのは、統失がひとつの原因になっているのだと思う。
しかし、性格面でも「ああ、この子変わってるな」と思われているんだと思う。実際、上司からの扱いもそんな感じだった。

普通に生きているだけだ。普通にものを言っているだけだ。
だが、他人はなぜ、わたしをエキセントリック扱いするのだろうか。
言葉のセンスが秀逸だと褒められた時もあるが、ただ普通にものを言っただけだ。褒められるようなことはなにも言っていない。
わたしは、一般社会に向いてない人間なんだと思う。
みんなと一緒に仲良しこよしができない。わたしは一人で動ける人間でありたい。
そのためには、パワーが必要だ。他人に、どれだけ頑固だと非難されても、でもわたしはこのやり方を変えない、というスタンスでいるには、仕事ができる人間になるしかない。

正直なところ、一年休職になるかもしれない。
病状が全然よくならないからだ。
だが、復帰したら全力で他の同期の横に並べるように努力しようと思っている。
そして、周囲からの文句は受け付けない。圧倒的パワーを手に入れて、わたしは自分のやりたい方法で仕事をする人間になりたい。
どうせあと一年半しかいない会社だ、好きにやらせてもらおう。そんなスタンスでいる。

変わり者でいることは、よくないことなのだろうか。
自分のがエキセントリックな人間であること、俗世とかかわりを持とうとしない浮世離れした存在であることは自覚している。
だから、普通であることを強制されるとストレスが溜まるのだ。
社会にでたら、社会にのルールに従わねばならないこともわかっている。
だが、わたしの意見を「ああ、この子ちょっと変な子だから」で済ませられることは我慢がならないのだ。

わたしは自分が「変人」扱いされてること自体に腹を立てているわけではない。むしろ、一種の褒め言葉だと思っている。
しかし、「変人だから」という理由でわたしの意見を真摯に受け止めてくれる人間がいないことに腹を立てているのである。 今の仲良しこよし、みんなで残業して頑張りましょうね! という会社の対応には首を傾げざるをえないのである。

今の世の中で、変人扱いされる人間はみんな生きづらさを感じているんだと思う。
「あなたは飄々としているから、悩み事なんてなさそうね」と言われたことがあるが、それ自体が悩み事なのである。
統失についで変人扱い。本当に生きづらい世の中だ。
それでも、夢を追って、頑張るしかない。
まだ夢に向かうためのスタートラインに立ったばかりだ。わたしはこれからも自分を貫きたいし、誰の意見にも左右されたくないと思っている。

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 統合失調症へ
にほんブログ村