嘔吐

作家になりたい統合失調症の女が色々考えるブログ

「生きること」のつらさ

生きることはつらい。

現在わたしは入院中である。
携帯も自由に使えて本を読む時間もたくさんあって、まあまあ充実した入院ライフを送っている。
喫煙所で知り合った方々とは親しくなり、同室の方々もいい人だ。
それなのにわたしは昨晩、泣いてしまったのである。

なぜ泣いたか。
単純に言えば、生きることがつらくなってしまったからだ。
入院をしていると時間があまりあるので、いろいろなことを考えてしまう。
そして、わたしって生きる価値あるのかな、と考えたときに、ないじゃんか、と思ってしまったのだ。

価値がないのになぜ生きるのか。
役にも立たない、人に迷惑ばかりかけて、心配ばかりさせて、それでもなお生きる理由とはなにか。
お前は不必要な存在だと誰かに断罪されたいのだ。
誰も彼もに見捨ててほしいのだ。
そうすれば未練を残すことなく死ねるのに。

以前、父親と喧嘩になったときに父は言った。
「お前が自殺したら、俺も後を追う」と。
この言葉は鎖のように重くわたしを縛り付けている。
わたしが死んだら、価値のある一つの命まで消えてしまうことになる。
だから死ねない。死んではいけない。

だがしかし、この世で生きることが苦しいわたしからすれば、生きることは生き地獄である。
自分の中で自分に存在価値などないとわかった今、これ以上生きることに対して苦しみしかないのである。
死ぬのは怖い。けれど、今なら死ねると思ってしまったのである。
わたしはどうしようもない愚か者だ。

今は厳重な管理下に置かれているからいいものの、退院してから自分が死なないか心配だ。 退院した5日後に自殺してしまった人がいるという話も聞いた。
わたしも同じ道を辿るんじゃないかと思うとやりきれない思いでいっぱいになる。

父に言われた。
「お前の作家になりたいという夢はそんな中途半端な夢だったのか」
たしかに作家になりたいという意思はある。
けれど、それだけじゃこの希死念慮は消えない。そこらへん、父とは相容れない。

死ねばいいのか。
溝の中を這いずりながらでも生きるべきか。
この入院中にじっくり考えたいと思っている。

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