嘔吐

作家になりたい統合失調症の女が色々考えるブログ

「あんじゅう」宮部みゆき

宮部みゆきの「あんじゅう」を読破した。
いつも通り、簡単な感想をしたためておく。

「あんじゅう」は、前回読んだ「おそろし」の続き物、というよりかはシリーズものである。
主人公おちかが、江戸から集められた不思議な怪談話を聞く、という内容である。

元より、ヒューマンドラマを描いた小説に今まで接してこなかった。
なので、今回このシリーズを読んでいるのはチャレンジである。
だが、やはりわたしはミステリーが好きなようだ。
わたしがなりたいのはミステリー作家なのだと改めて思った。

宮部みゆきの文章を参考にして、今後も読書に励もう。
今の所、3日に1冊読むことができている。
今後もこのペースを崩さずに、読書に励もうと思っている。

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わけもなく死にたい

わけもなく死にたい日が2日に1度の割合でやってくる。

作家を志したのが昨年の12月。
それまでなんとかのらりくらりとやってきた。
作家になるには並大抵の努力では足りない。
わたしは夢を追う、そのために今生きている。

しかし、必ずどうしても死にたい日がやってくる。
わたしの存在意義とはなんだ?
わたしが生きる意味とはなんだ?
そう疑問に思えてやまないのだ。
7年後、追いかける夢が潰えたら?
わたしは迷わず死を選ぶだろう。

効かない薬ばかりを飲んで、胸の内から溢れ出してくる得体の知れない不安感と戦う毎日。
今の楽しみといえば本を読むことと文を書くことくらいだ。
完全にニート中なので、時間だけはあるのが救いだ。
もし会社に復職して、それで創作時間が減ったらということを考えると恐ろしい。

そんな些細な不安が死に直結する。
人の目が怖い。背後に人がいることも怖い。
人々は群れを成してわたしに視線という名の凶刃を振りかざす。
そんな時に、ああもうこんなに苦しい思いをしながら生きるくらいなら死んだ方がマシだと思うのだ。

わたしはまだまだ生きていたい。
追いかける夢を諦めたくない。
しかし、そこへ辿り着くまでにわたしのメンタルが持つかどうかが心配である。
うっかり死なないように頑張って希死念慮と戦っていくしかない。

ヒトカラに行ってきた

タイトルの通りである。ヒトカラに行ってきて、今しがた帰ってきたところである。

わたしはカラオケが好きだ。
採点ガチ勢で、今の所98点まで出せている。
ただ、弟は100点を叩き出す輩なので、姉として負けず嫌いな面が出るのである。
しかし、どんなに練習しても弟の点数を超えられない。

肺活量の問題ではないかとわたしは思っている。
弟はスポーツをやってきて、しかも全国クラスなので肺活量が半端ないのである。
わたしも、運動やボイトレに通って肺活量をあげようか悩んでいる。
そのくらい弟に負けたくないのである。今の所は完敗であるが。

姉として、弟はかわいい。
わたしは弟の歌声か好きだ。
わたしは採点機で点を取る歌い方をするが、弟の歌は人に聞かせる歌い方をしている。
わたしが叩き出した98点と弟が叩き出した98点は全く違うのである。

スポーツに勤しみながら、いつそんなにも歌が上手くなったのか?
疑問で仕方ない。
昔はわたしの方が上手だったのに、あっという間に超えられてしまった。
悔しい。そう思えるうちは、わたしもまだ元気なのだろう。

一人でカラオケに行って、個室にこもってるときは気が楽だ。
やはり他人というものはわたしにとって怖いものである。 その点において、カラオケは完全個室なのでゆっくり穏やかな気持ちでタバコが吸えるし、歌を歌うこともできるのである。

早くこの対人恐怖症を治さなければ、会社に復帰する目処が立たない。
しかしながら、わたしは今後一生他人に怯え続けるのだろう。
そんな漠然とした予感を感じる。
会社に復帰したら一人の時間は格段に減る。
果たしてその環境にわたしが順応できるか疑問である。

なんにせよ、今日のヒトカラは楽しかった。
次に行く時は、弟も誘ってみよう。弟の歌い方を真似て点数を撮ろうという魂胆だ。
読書修行も、カラオケも頑張りたいと思えた1日だった。
頑張りたいと思うことがあるから、わたしはまだ生きているのだ。

ちなみに、今日の最高得点は97点、曲名は「戦え!仮面ライダーV3」である。
なぜかこの歌は点数がでるのである。
この曲でこんな点数を叩き出せることが、わたしにも疑問に思えてやまない。
愛の為せる技だろうか。

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「黄昏の囁き」綾辻行人

「黄昏の囁き」を読破した。
いつも通り、ここに感想をしたためておきたいと思う。

これまで「緋色の囁き」「暗闇の囁き」を読んできた。
囁きシリーズは、1冊ごとに話が繋がっているわけではなく、毎回別の話となっている。

今回の「黄昏の囁き」は、正直に言うと「緋色の囁き」に比べて、おもしろくなかった。
やはり出版社にせっつかれて書いたものなのだろうか。
シリーズものは大概一番最初の1冊がおもしろい。今回も、例に漏れず、だった。

わたしは綾辻行人のファンである。
どれだけおもしろくなくても、綾辻行人の作品ならなんでも読みたいのである。
今回の読書は、楽しんで読むというよりは言葉の使い方を知るために読んだ。
これがわたしの糧になってくれればいいと思う。

次は宮部みゆきに戻り、「あんじゅう」を読もうと思っている。
宮部みゆきの文章には本当に無駄がない。
綾辻行人も素晴らしい作家で、言葉の表現が美しいと思う。
わたしは将来、文学を書くために、今ここでたくさんの本を読んで、語彙力と構成力を培おうと思っている。

さあ、早速別の本に移るとしよう。
読む本は無限にあるのだから。

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読書の秋

秋と言ったら読書である。

これまで何度も書いてきた通り、わたしの夢は作家になることである。
7年計画として、7年以内に文壇デビューしたいと思っている。
そのためにも読書は必要なことで、わたしはこの秋3日に1冊読むことに決めた。
いろんな本を読んで、語彙力と構成力を培うのである。

今のわたしでは、作家になど到底なれない。
でも、この夢を諦める気はない。
わたしは「文学」を書きたいのだ。
そのためにはもっと言葉を知らねばならないし、言葉の使い方も学ばねばいけないのである。
できる、できないは問題じゃない。やるしかないのである。

今日もこれから本の続きを読んで、それを糧に文章を書く予定だ。
習作として書いたものを、父親校閲してもらい、どこが悪いのかを学んでいく。
ひたすらその作業を繰り返すだけだ。

コントミンによる副作用で会社に行けなくなり、長い休養時間をいただいて、ようやく本当に自分がやりたいことが見つかった。
そういう意味では、これは運命なのではないかと思う。
わたしはいずれ作家になる。そういう人間だったのだと神が教えてくれたような気がするのである。

わたしは諦めない。
本をたくさん読んで、たくさんの語彙を覚えよう。
衝動的に死にたくなる日もあるけれど、それでも今は生きていたいと思える。
夢があって本当によかった。
わたしは頑張りたい。
やれるところまで、やってみたい。

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「おそろし」宮部みゆき

宮部みゆきの「おそろし」を読破した。
いつも通り、簡単な感想を認めようと思う。

時代モノを読むのは初めてのことだった。
父親から、「修行の役に立つだろうから読め」と言われて読んだ本だ。
読んでみて、思った。
なんと美しい文章だろう!
無駄がなく、最後の結末まで計算されきっている。
それが、宮部みゆきを一流作家たらしめている実力。
感服した。わたしの目指している場所は、遙か高みなのだと思い知らされた。

内容は、ささやかな怪談話である。
こういった類の本が苦手なわたしでも、スラスラと読める文章は素晴らしいことこの上ない。
短編集かと思いきや、全てが1つの話にまとまっていた。
短編を書くのがいかに難しいことか、わたしは知っている。
だからこそ、短編だと思いきや長編だったという結末は驚きだった。

元よりこういったジャンルの本が得意ではないので、読んでいて楽しかったかと言われれば否である。
しかしながら、ものすごい参考になった。
今後も、宮部みゆきの作品は読んでいくつもりだ。
その前に、一度綾辻行人を読みたいと思っている。

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またも瀉血で死にかける

懲りない女なのである。

それは昨日、家に誰もいない時のことだった。
人がいないことをいいことに、わたしはえっこらえっこらと瀉血をしていた。
噴水のように針から飛び出してくる赤い血。
ああ、生きてるんだと実感できる瞬間。

自傷行為とは不思議なもので、痛いし貧血になるしいいことはなにもないのだけれど、赤い血を見ると生きている実感が得られるのだ。
まあ、それがいきすぎていて入院危機にあるわけだが、しかし瀉血がやめられない。
その日もわたしの瀉血は絶好調だった。
かの「メンヘラ神」がそうしていたのと同じように、「モノクロトーキョー」を聞きながらわたしは浴槽に流れ落ちる血を眺めていた。

しかしながら、五分間も血を垂れ流しにしていれば頭も痛くなってくる。
この感覚――覚えがある。そうだ、あの時だ。
死にたくて瀉血をしていたあの日と同じ感覚だ。
わたしは大急ぎで針を抜いた。
立ち上がった瞬間、ひどい眩暈に襲われた。
なんとか掃除を終えた頃には、ぐらぐらとする頭で布団に倒れ伏した。

いい加減懲りろ、という話である。
しかし、わたしはメンヘラなので、なかなか懲りないのである。
瀉血もODもやめられないのである。
病気は悪化の一途を辿る一方だ。
寛解への道は見えない。
本当に寛解できるのか?
会社に戻れるのか?
そんな焦燥感がまたわたしの不安に拍車をかける。
焦ってはいけないよ。誰もがわたしにそう言う。
しかし、これが焦らずにいられるだろうか。
わたしは早く金が欲しいのである。
来春には東京へ引っ越したいのである。
だから、早く会社に復帰したいのである。

一方で、会社で邪険にされないか、腫れ物に触れるように扱われないかという不安もある。
わたしとしては、病気について詮索されたくないし、普通に接してほしいのである。
しかし、どうせ普通の人間はわたしのメンタルに気を遣ってそろそろとわたしに接するのだろう。
そう考えると、会社に復帰するのも怖いのである。

どうすればいいのかわからない。
この得体の知れない不安がどこからくるのかもわからない。
減薬もできず、被害妄想も激しく、人間も怖い。
お先真っ暗である。
今わたしにできることは、作家になるための修行だけなのだが、本当に作家になれるのだろうかという不安もある。
不安だらけだ。わたしは一生なにかを不安に思いながら生きていくのだろう。

作家になりたい。
7年かけて、作家になりたい。
わたしはこの夢を諦めたくない。
だから今も生きている。
これからも、自分にできることからやっていくしかない。
まずは読書だ。読書をして、文章を覚えるのだ。
わたしは前向きなメンヘラでありたい。
前向きなメンヘラであるがゆえに「あ〜〜〜もう死んじゃお〜〜〜!」となって死ぬ可能性も否めないが、それでも前向きなメンヘラでありたい。
わたしは夢を諦めない。
今日もこれから読書に興じるつもりである。
読み終わったら、簡単な感想をここにしたためるつもりである。

わたしは前向きなメンヘラでありたい。
どう足掻いても治らない病気を患ってしまったのだから、メンヘラ芸人として楽しんでいくしかない。
せめて自分の人生がおもしろかったと、死ぬ間際に思えるような人生を送りたいと思っている。

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