嘔吐

作家になりたい統合失調症の女が色々考えるブログ

「化物語(下)」西尾維新

読破した。

上巻と同じく、こちらもサラサラと読める物語だった。
5つの怪異の話。純粋に面白いと言えた。
しかし脳みそがどうしてもミステリー脳なので、人が死なない物語は味気なく感じる。
このわたしの感性はいかがなものかと自分でも思うが、まあ仕方がないだろう。
わたしは将来ミステリー作家になりたいのだから。
ちなみに、尊敬しているミステリー作家は綾辻行人である。

物語シリーズは今後も読んでいくつもりだ。
父親が本を借りてきてくれたら、続きを読んでいく。
しかし、いつ借りてくるのかわからないので、その間は戯言シリーズでも読んでいようかと思う。
まだまだ読む本はたくさんある。
西尾維新ばかりでなく、ミステリーも読みたい。
昔読んだミステリー本も、今読み返せば全く違う感想を抱くかもしれない。
とりあえず、わたしは今猛烈にミステリーが読みたいのである。
あとは、貴志祐介の「新世界より」。この本は文句なしにおもしろい。

さあ、たくさん本を読もう。
来月から復職できるかもしれないので(八割がた無理だが)、休んでる間にたくさんの本を読もう。
今度こそ「ヒトクイマジカル」を読もうかなあと今は思っているが、どうなるかはわからない。
今週金曜に一度祖父母の家へ帰るつもりなので、そこで昔読んだミステリーを実家へ持って帰ってくる所存である。

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自殺は悪なのか?

ふと疑問に思ったので書いてみることにする。
お題は、タイトル通り、「自殺は悪なのか?」である。

一般的に、自殺は悪いことだと認識されている。
親からもらった命を自ら捨てるなんて、親不孝にも程があると言われるまでに。
しかし、子は親を選べない。
その上、成長していく過程で命を投げ出したくなる気持ちになることだってあると思う。
たとえば、わたしが酷いいじめにあっていたとする。すると、わたしはきっと「こんな思いをするくらいなら死んだ方がマシ」だと思うに違いないのである。
そのつらいいじめを我慢してでも生きなければならない理由はなんだろうか。 生きていてほしいというのは、親のエゴでしかないのではないかと思うのである。

わたしは統合失調症である。
かかりたくてかかった病気ではもちろんない。
毎日希死念慮でいっぱいで、夢がなければとっくに死んでいたこの命。
他人がみんな殺人鬼に見えて、駅を歩くにも一苦労。
何度死にたいと思ったか、数えるのもばかばかしいくらいに「死にたい」と思ってきた。
もう死んでしまえば楽になれるんじゃないかと、今でも思うくらいだ。
親や会社の人に迷惑をかけ、なんの役にも立たないわたしなんか死んだ方が周りのためなんじゃないかと思うくらいだ。 それくらい、わたしは死にたいと思ってきた。

以前、父親に「死にたい」と漏らしたことがある。
すると、父親は「お前が死んだら後を追う」と言ったのである。
わたしはわたしが死んでも父親に生きていてほしいと思うし、後追い自殺なんかしてほしくない。
しかし、父親にそう思わせるほど、自殺というのは重い行為なんだと思った。

それでもわたしは、自殺が悪であるとは思わない。
子は生まれてくる親を選べない。生まれてくる時期を選べない。
それなら、死ぬタイミングくらい自分で選ばせてくれてもいいのではないだろうか。
「つらい」「苦しい」そう思うくらいなら、死んでしまった方が楽なのではないのだろうか。

こんな記事を書いてはいるが、今のわたしに死のうという意思はない。
少なくとも、後六年半は生きていると思う。
万が一死ぬとしたら、このブログにしっかり遺書をしたためて逝こうと思っている。

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「化物語(上)」西尾維新

ヒトクイマジカル」を読むのはやめにして、「化物語(上)」を読んだ。
この時をずっと待っていた。図書室に何度訪れても戻ってこない化物語
「誰が借りてるんだよ! 早く返せドアホ!」という気分でずっと待っていたのだが、とうとう手元にやってきた。
父曰く、「西尾維新のピーク」であるこの化物語。読むのがどれほど楽しみだったことか。
というわけで、備忘録としてつけておくことにする。

内容は、3つの怪異を主軸にした物語――ではなく、西尾維新が趣味で書きたいものを書いただけのものらしい。
趣味で書いたものがここまでヒットするなんて羨ましい話だ。やはり才能の塊である、西尾維新
内容も面白く、ラノベなので読みやすく、サラサラと読むことができた。
まだ下巻があるので、明日からまた3日以内に下巻を読もうと思っている。
いかんせん分厚い本なので、読むのに多少時間がかかる。
今晩から読み始めなければならないな。

戯言シリーズもいずれは全部読むつもりだ。
零崎シリーズもまだ残っている。
ここまできたら西尾維新綾辻行人を極めるつもりだ。
さあ、本を読もう。そして書くのだ。
7年計画。今はまだ未熟だけど、果てしない距離のある夢だけれも、いつか実を結ぶと信じて。

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彼氏と別れたのでティンダーを始めてみた

彼氏と別れました。約束を平気で破る男だったのでこっちから捨ててやりました。スッキリ!
というわけで、男の人と関わるにはどうするかと考えた結果、ティンダーをやろうと決断したのである。

ところがどっこい。
ティンダーのチャットを楽しんでいる内は良かったが、実際会ってみると相手が殺人鬼なのではないかという恐怖が襲ってきてえらいことになってしまった。
自分が他人を恐れてることを失念していた。
これではマッチングアプリを楽しむことができないし、新しい彼氏もできない。

そもそも彼氏がいるのか?という話である。
何度も言っているが、わたしは作家になりたいのである。
作家になるのに彼氏がいるのかと言われれば否である。
むしろ邪魔にしかならないような気がするのである。

とにかくだ。
わたしにマッチングアプリは向いていない。
始めて2日目ですでに飽きてきている。
やはりここは作家修行に勤しんで、外で自然な出会いを求めるのが正解ではないかという結論に至った。
もし次に彼氏ができるのであれば、約束をちゃんと守ってくれる人がいいなと思っている。

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「サイコロジカル(下)」西尾維新

読み終えた。

今回もまた突飛な結末だった。
戯言シリーズはミステリーものではないので、論理立ててトリックを練る必要もないのだろうが、にしても突飛な結末だった。
まあおもしろかったので、よしとしよう。
感想にもならない文章だが、このブログはあくまで読書備忘録なのでその本を読んだという事実が書かれていればいいのである。

さて、次は同じく戯言シリーズの「ヒトクイマジカル」を読もうと思っている。
ここまで読んできたのだ。戯言シリーズは全部読破しようじゃないか。

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「サイコロジカル(上)」西尾維新

読破した。

今回の作品は上下巻ある。本当はどちらも読み終えてから感想を書きたかったのだが、いかんせん分厚いもので、(上)は薄いのだが(下)を読んでいるうちに「3日に1冊読んでいる」という図式が壊れることになりかねないので、先に上巻の感想を書いておく。

今回の作品は読んでも読んでも人が死ななくて、いい加減人死なないかなと思ってたところでやっと死んでくれた。
ミステリー作家志望としては人死にがあってほしいのである。
まあ、西尾維新はエンタメ作者なのでミステリー作家を志すには「これで方向性あってるのか?」と疑問に思うのだが、面白いから良しとする。

さて、(下)を読み始めよう。
戯言シリーズも零崎シリーズも全て読破してやるぞ。 読書は楽しい。頑張ろう。

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「Another」綾辻行人

読破した。感想をしたためておきたい。

久しぶりに読む綾辻行人にわたしは興奮していた。
なにせ綾辻行人の大ファンなのだ。
今作はアニメにもなった本で、しかしわたしはそのアニメを見ていなかったので、今回の物語は真っ新な気持ちで読むことができた。

内容もとてもおもしろかった。
ミステリーではなかったものの、十分に楽しんで読むことができた。
結末には驚かされたし、よくこんな発想ができるものだと思わされた。
何を食べて生きていればそんな発想ができるようになるんだ。

アニメのビジュアルも見てみたが、鳴ちゃんが可愛い。
これは是非絵を描いてツイッターのアイコンにしたいと思った。

さて、次は西尾維新戯言シリーズだ。
これからもどんどん読書していきたい。

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