嘔吐

作家になりたい統合失調症の女が色々考えるブログ

2017-01-01から1年間の記事一覧

「おそろし」宮部みゆき

宮部みゆきの「おそろし」を読破した。 いつも通り、簡単な感想を認めようと思う。 時代モノを読むのは初めてのことだった。 父親から、「修行の役に立つだろうから読め」と言われて読んだ本だ。 読んでみて、思った。 なんと美しい文章だろう! 無駄がなく…

またも瀉血で死にかける

懲りない女なのである。 それは昨日、家に誰もいない時のことだった。 人がいないことをいいことに、わたしはえっこらえっこらと瀉血をしていた。 噴水のように針から飛び出してくる赤い血。 ああ、生きてるんだと実感できる瞬間。 自傷行為とは不思議なもの…

こなれた文章が書きたい

タイトルの通りである。 作家になりたいのに、こなれた文章が書けないのである。 わたしはどうしても作家になりたい。 7年という歳月を期間に設定し、7年以内に作家としてデビューしようという計画である。 その間、わたしは修行として本を読み、習作を書…

「黄昏の百合の骨」恩田陸

「黄昏の百合の骨」読了したので、ここに感想をしたためておこうと思う。 さすがは恩田陸だな、と思った。 緻密に練られたストーリーに、的確な比喩表現。憧れる他ない。 恩田陸の初期の作品はお世辞にも面白いとは言えないが、今回の作品は当たりだった。 …

いつになったら社会復帰できるのか

わたしは今休職中である。 休職してから、九ヶ月も経っている。 会社の上司も、まさかわたしがここまで休職するとは思ってもみなかっただろう。 最近では、働きたいという意思が強いのだ。 わたしの夢は、小説家やライター等、文を書く人間になることだ。 そ…

ゲリライブ!

昨日のライブは、案の定ゲリライブ!だった。 その日の朝、コーラックを飲んで出かけたわたしは、医者に行く前くらいには効果が現れるだろうと思っていた。 しかし、医者が終わっても、下痢がくる兆しはない。 このまま、ライブが終わるまではもってくれ。 …

減薬に成功

アロチノロールが消えました。ハッピー! 現状、わたしは12種類の薬を飲んでいた。 特に朝昼晩飲む薬が多く、困っていた。 昼に会社でこれだけの数の薬を飲んでいたら、間違いなく上司が黙ってない。 復職する際の産業医との面談でもひっかかるだろう。 そ…

休職に飽きてきた

タイトルの通りである。 わたしは今、会社を休職している。お金もないので、医者にいく日以外は基本的に家で過ごしている。 だから、人恋しくて仕方がないのである。 彼氏はわたしに構っている場合ではないようだし、友達を遊びに誘おうにもわたしと違って平…

明るいメンヘラになりたい

わたしは明るいメンヘラになりたい。 と言うのも、「死にたい……死にたい……」と言っては鬱屈な気分になることに飽きたからだ。 「わたしには存在価値がないんだ……」今更何を言っているんだ感満載である。 「死にたい……」じゃあ死ねとしか言いようがない。 「…

二度目の自殺未遂

さて、今回はメンヘラらしくメンヘラっぽい記事を書こうと思う。 お題はタイトルの通りである。 わたしは過去に二回自殺未遂をした。一度目は瀉血で、二度目は車道飛び出しだ。たしか、瀉血については以前書いたと思う。 今回は二度目の自殺未遂について書こ…

遠距離恋愛

わたしには今、遠距離恋愛中の彼氏がいる。 その彼氏が、まったく連絡をくれないので、ここ最近メンヘラ爆発させていた。 遠距離恋愛だからこそ、マメに連絡がほしい。 そうでないと不安になるから。 電話だってしたいし、存在を近くに感じていたい。 せめて…

開き直るしか道がない

統合失調症は治らない病気である。 寛解こそすれ、それが0になることはない。 ある種不治の病にかかってしまったわたしには、一体なにができるだろうか? そう考えた時に、メンヘラ芸人としてメンヘラを一つのコンテンツにするしかないと思うわけなのである…

家族に病気の理解が得られない

わたしの母は、わたしの病気に理解を示そうという気がない。 もとより、ヒステリックな人で、理屈でものを言えない人だ。他人がその言葉をどう受け取るかを全く考慮せずに口に出す。 わかっていた。そんなことは最初からわかっていた。 わかっていたが、統合…

東野圭吾「夢幻花」

東野圭吾の「夢幻花」を読了したので、ここに感想をしたためておこうと思う。 東野圭吾ーーガリレオシリーズで有名な作家だ。わたしも、ガリレオシリーズは全て読破している。 その東野圭吾が、「これほどまでに時間をかけた作品はない」とまで言っていた本…

日に日に悪化

わたしの病状は日々悪化しているような気がする。 リスパダールの処方を増やしてもらい、現在マックス値で飲んでいるが、ふらつきと眩暈が半端ではない。 一度は減薬に成功したのに、また前の状態に逆戻りだ。 立ちくらみがひどいので、ソファーから起き上が…

最近の病状

せっかくなので、ここに最近の病状も書いておこうと思う。 最近では、自殺企図がものすごい。希死念慮が止まらなくて、現実、車道に飛び出して車と接触事故を起こしている。 なにをするにしても無気力で、しかしながら「やれ、動け」という天啓に逆らわず、…

宮部みゆき「悲嘆の門」

宮部みゆきの「悲嘆の門」も読破したので、ここに感想をしたためておく。 まず最初に思ったことが、「無駄のない文章とはこういう文章をいうのだろうな」ということだ。 必要最低限のことしか書いていないのに、情景が目に浮かぶ。 その中で、適切な比喩が混…

綾辻行人「囁きシリーズ」

先日綾辻行人の「囁きシリーズ」を読破したので、ここに簡単な感想をしたためておこうと思う。 「館シリーズ」に続く綾辻行人の新シリーズ。 わたしは綾辻行人の大ファンなので、喜んで本屋で買ってきた。 まず一冊目が、「緋色の囁き」 これはおもしろかっ…

とうとう入院を打診される

タイトルの通りである。とうとう入院を勧められたのである。 というのも、わたしが7月末に自殺を試みたのがいけなかったようだ。 衝動的だった。死にたい、ただそれだけしかなかった。 気がつけば車道へ飛び出しており、やってきた車と接触事故を起こした。…

人間関係は疲れる

気づいたら、最後の更新からこんなにも日が経ってしまった。 毎日書きたいとは思っていたが、なにせ暇なので、書くことがないのである。 そんなわたしでも思ったことがあるので、ここに書くことにする。 人間関係はめんどくさい。 リアルでもそうだ。わたし…

休職をエンジョイ

今日はヒトカラに行ってきた。 カラオケは、読書に次いでわたしの趣味である。 どれだけ点数を取れるのか、取る歌い方を調べてから挑むのである。 97点までは取れるようになった。しかし、98がどうしても出ない。 ビブラートが下手くそなのが敗因だ。 これか…

幻聴は天の声か

何度でも書くが、わたしは統合失調症患者である。 統合失調症には、幻聴という症状がある。これは、統合失調症患者ならば周知の事実だと思う。 最近、薬をリスパダールからロナセンに変えてから、幻聴が聞こえる頻度が増えた。 幻聴……幻聴は一体なんなのだろ…

「希望荘」宮部みゆき

宮部みゆきの「希望荘」を読了した。 ネタバレにならないように、感想をしたためておくことにする。 「希望荘」は、四編からなる短編集である。 「聖域」「希望荘」「砂男」「二重身」の四編からなる。 簡単にあらすじを書くと、杉村三郎という名の私立探偵…

普通に生きているだけで「変人」扱いされる社会

思えば、わたしは昔から「変わり者」だという烙印を押され続けてきた。 誰に対しても物怖じしない、言いたいことはハッキリ言う。自分がそうだと思ったことは決して揺るがせない。 他人がなんと言おうと、わたしはわたしだ、わたしのやり方に文句をつけるな…

「倒錯のロンド」

折原一の「倒錯のロンド」読了した。 ネタバレにならない程度に感想をしたためておこうと思う。 さあ、感想を言ってみよう。 簡単なあらすじとしては、 「幻の女」ーー新人推理小説賞受賞間違いなしと思われたこの作品が、なんと他の人間によって盗作されて…

誰からも病気の理解はされない

今日、とうとう親に「死にたい」と漏らしてしまった。 もちろん怒られた。子供に「死にたい」と言われて同意できるわけないだろ、と言って怒られた。 でも、その時のわたしは本当に死にたかったのだ。頭の中をぐるぐるマイナス思考が渦巻いて、どうしようも…

自殺率10%

統合失調症の自殺率はおよそ10%らしい。(ウィキペディア参照) 時々、むしょうに死にたい時がある。 一人きりで過ごす夜がつらく感じる夜がある。 そんな夜には、デパスとワイパックスをワンシートずつ飲み下すことで、なんとか心の安寧を手に入れている。 …

なぜ「ファッションメンヘラ」は嫌われるのか?

最近のツイッターメンヘラ界隈では、「ファッションメンヘラマジうぜえ」といった声が多く見られるように感じる。 「ファッションメンヘラ」とは、その名の通り、メンヘラではないにもかかわらずメンヘラを名乗って、シャーペンで引っ掻いたような傷をツイー…

瀉血中の喜劇

わたしはメンヘラである。 統合失調症を患っており、どこからくるのかわからない強い不安や、時たま聞こえてくる幻聴を薬でどうにかしておさえこんでいる状態である。 わたしの不安感は相当に強い。今飲んでいる抗不安薬は4種類。デパスにワイパックス、リ…

わたしは健常者だ

わたしは健常者だ。 わたしは統合失調症という病を患っている。 幻聴、被害妄想、誇大妄想、自閉……様々な症状を起こしている。 実際、統合失調症が原因で障害者手帳をもらう人もいる。 だが、わたしにはどうしても、統合失調症患者が障害者であるという世の…